オリーブオイルは、さまざまな理由によって分けることができます。最初は、その抽出するまでの方法です。オイルは、そのオリーブの実自身が持っている成分のみ保有しており、化学溶媒の添加が一切ないものが、“バージン・オリーブオイル”とされます。
“バージン・オリーブオイル”の内の等級は、その品質クオリティーの数値の違いによって、等級分けされます。
“エキストラ・バージン・オリーブオイル”は、理化学的品質と官能的品質(アロマと風味)の両クオリティーの数値において、最も高いレベルの数字を示します。
“バージン・オリーブオイル”については、理化学的品質と官能的品質の両クオリティーの数値レベルのどちらかにおいて、少量の欠陥が見られ、“エキストラ・バージン・オリーブオイル”よりも下級のクラスになります。 最後に“バージン・オリーブオイル・ランパンテ”ですが、クオリティーの数値において、かなりの欠陥が見られ、そのままで容器詰めし、販売することはできません。このオイルは、精製のプロセスを踏まないといけません。
“バージン・オリーブオイル・ランパンテ”以降、精製プロセスを踏んだオイルは、“精製オリーブオイル”となり、容器詰めでの販売はされておりません。それは、バージン・オリーブオイルと調合され、“オリーブオイル”とされます。
このオイルは、一定の味をコンスタントに出すことができるため、量販用としてのオイルとなります。しかしながら、“エキストラ・バージン・オリーブオイル”が保有する興味深い栄養素が部分的に不足する可能性もあります。
市場に存在するオリーブオイルにて、最後のものとなるのは、“オルホ・オリーブオイル”です。生のオルホ・オイルを、有機溶媒を使い精製したものですが、オリーブオイルを搾油した後の二次産品です。精製後、“バージン・オリーブオイル”と調合すると、“オルホ・オリーブオイル”となります。オリーブオイルと同じような成分を保有しますが、オリーブオイルよりも、下級のクオリティーとなります。しかしながら、揚げ物の際、種子油(シードオイルやコーン油等)で揚げるより、経済的とされています。
エキストラ・バージン・オリーブオイルは、オリーブの実のジュースです。健康なオリーブの実からオイルは絞られますが、その成熟期も最適で、オリーブの実が保持している特性が変化しないよう、特別な注意が払われています。また、ポリフェノール等の興味深い栄養素の微量成分が存在します。その上、大変優れた脂肪酸構成とたくさんの味が重なり合う官能性特性(アロマと風味)を持っています。そのような特長は、全ての種類のオイルの中で唯一であり、生でも、お料理にもご利用いただける、最適なオイルです。地中海料理の基本的要素の1つです。
酸度とは、オレイン酸における計測で、オレイン酸の遊離脂肪酸の量となります。それは、加水分解による、オイル内のトリアシルグリセロール(中性脂肪の一種)の変化の量となります。これは、1つの見方ですが、もっと重要なのは、オイルの品質の変化に関与し、その変化数値は、他の数値と共に、エキストラ・バージン、バージン、そしてランパンテという3種類の等級に分けられます。
揚げ物に一番適したオイルですが、揚げ物だけではなく他の料理にも同様、エキストラ・バージン・オリーブオイルが一番適しています。まれに、エキストラ・バージン・オリーブオイルの風味があまりにも強すぎ、揚げ物に使用したくない場合は、“オリーブオイル”も適しています。
エキストラ・バージン・オリーブオイルよりオリーブオイルまでの全オリーブオイルは、時間と共に変化します。基本的には、酸化をしていきますが、長く保存していると、古臭い、湿気たような匂いと味がする状態になります。使用できる期間は、さまざまな要因に左右されますが、それは、オリーブの実の種類、オイルの種類で、エキストラ・バージン・オリーブオイルは、通常、オリーブオイルよりも長持ちするとされています。また、販売されるまでの保存状態、そしてその後の家庭での保存状態によっても、違ってきます。そのため、オイルの容器には、“〇〇までに消費してください。”とのレベル表示がしてあるはずです。容器詰めをした業者によって指定された期日までに、必ず消費してください。それでないと、オイルの好ましい状態は保証されません。
塊ですが、それは、飽和脂肪酸のトリアシルグリセロールの沈殿物です。飽和脂肪酸のトリアシルグリセロールは、その他のトリアシルグリセロールよりも、高い温度にて凝固します。その際、容器の底に小さな真珠のようなものが出現します。それらの塊や真珠のようなものは、常温が上がると消えます。もしくは、温度がもっと下がると、全て凝固してしまいます。このようなことは普通で、問題はありません。化学分析から、許容範囲を超える蝋が見られることがありますが、これは通常の場合、重要ではありません。
エキストラ・バージン・オリーブオイルの色は、そのクオリティーにおいては、重要ではありません。色は、クオリティーを判断する材料ではありません。よって、緑色から金黄色の全てのオイルは、似通ったクオリティーを持つことがあります。
ご使用される、オイルのタイプによります。オリーブオイルは、熱酸化への強さから、種子油よりも、繰り返しご使用いただくことができます。揚げ物をする鍋の状態や、揚げる食品によっても、その回数は変化します。
その回数ですが、ポテトを揚げた場合は、カスを残さないようにすれば、フライや天ぷらをする場合よりも、回数は多くなるでしょう。
揚げ物油は、揚げるための鍋の中で、変化を生じます。揚げ物の最中、オイル中の極性化合物(空気との接触による酸化によって起こる物質のこと)のパーセンテージについて考慮することが必要です。よって、上記成分は、記載されている制限以下でなければなりません。
違うタイプのオイルを混ぜ合わせることは、成分の障害となることはないです。しかしながら、エキストラ・バージン・オリーブオイルを他のクラスのオイルと混ぜ合わせることはお勧めしません。クオリティーが落ちます。
排水口には捨てないでください。大都市には、産業用に再利用するため、廃棄油を回収している業者があります。そのような業者か、もしくは役所に連絡してください。
そうとは言えません。他の食品が原因によることのほうが多いです。
賞味期限切れのオイルは、消費すべきではありません。クオリティーの数値が変わっている可能性があり、古臭い、湿気たような匂いと味がする状態になっていることがあります。
現在、圧搾にてオイルを搾油しているケースは、ほとんどなくなっており、遠心分離機を使用している場合が一般的です。濃く、濁っているオイルがよいオイルだと思うことは、間違いです。見た目は、そのクオリティーとは関係がありません。オイルのクオリティーは、適応した製造工程を行っていることに、もっと関連があります。現在、一番よいオイルは、エキストラ・バージン・オリーブオイルですが、搾油の際(特に、攪拌)に、オリーブの実を27度以上に温めていないものがよいです。
オルホ・オイルは、オリーブオイル製造における二次産品です。オイルを取った後のオリーブ・ペーストは、まだその中に少量ではありますがオイルが残っています。それを乾かし、有機溶媒によって、オルホ・オイルを取り出します。その後、そのオイルは、精製され、バージン・オリーブオイルと調合されます。そして、オルホ・オリーブオイルとして、消費者の皆様が目にすることになります。